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サポート

AI 生成コンテンツ

AI ツールは、制作の補助からアートワークの生成まで、音楽づくりにますます使われるようになっています。ストリーミングプラットフォームは AI の関与について透明性を求めており、LabelGrid ではすべてのリリースで簡単に申告できます。

AI は強力な創作ツールになり得ます。次のような使い方は、各プラットフォームで概ね受け入れられています。

  • AI を使った作曲の補助:楽曲を書くのはあなたで、AI がアレンジや制作を手伝う
  • 制作ツールとしての AI:ミックス、マスタリング、ステム分離、音声の補正に AI を使う
  • 人の演奏と組み合わせた AI 生成の要素:AI が作ったバッキングトラックに、自分のボーカルや楽器を重ねる
  • オリジナルの AI 生成ボイス:実在の人物を模倣しない、オリジナルとして作られた合成音声
  • AI が生成したアートワーク:既存の作品やアーティストの作風を無断でまねていない、オリジナルの AI 制作カバーアート

次のものはプラットフォームで却下され、削除につながる場合があります。

  • 実在のアーティストを模倣した AI ボーカル:特定の実在アーティストの許可なく、その声に似せたボーカルを作ること
  • ディープフェイクのボーカル:AI を使って既存アーティストの声を複製すること
  • 大量生産された AI コンテンツ:ストリーミング数を不正に水増しする目的で大量生成したトラック
  • なりすましを狙ったそっくりさん:実在アーティストの作品だとリスナーに思い込ませることを狙ったコンテンツ
  • 著作権を侵害する AI 生成コンテンツ:AI を使って著作物を再現すること

大原則: AI はツールであり、著作権やアーティストの権利を回避する近道ではありません。創造的に、そして正直に使いましょう。


LabelGrid で AI 申告を設定する方法

Section titled “LabelGrid で AI 申告を設定する方法”

LabelGrid には、AI 申告の項目が 3 つあります。アートワーク用、音声用、作曲用です。いずれもすべてのリリースで必須です。

これは Artwork タブで、リリース単位に設定します。

  1. リリースを開いて Artwork タブをクリックします
  2. アートワークのアップロード欄の下にある AI disclosure の項目を見つけます
  3. 当てはまる選択肢を選びます

これは Master タブで、トラック単位に設定します。録音物(ボーカル、楽器、ビート、ミックス、マスタリング)が対象です。

  1. 対象のトラックエディタを開きます
  2. Master タブに移動します
  3. Generative AI Disclosure の項目を見つけます
  4. 当てはまる選択肢を選びます。
選択肢こんなときに
このトラックの制作に生成 AI は使用していない音声制作に AI ツールを一切使っていない
わずかな AI の補助のみ(マスタリング、シンセ音、制作ツール)AI が制作を手伝ったが、音声の中心部分は生成していない
AI がこのトラックの一部を生成した(ボーカル、メロディ、ビートなど)音声のかなりの部分を AI が生成した
このトラックは全面的に AI で生成した音声の主な作り手が AI である

これは Master タブの Generative AI Disclosure のすぐ下で、トラック単位に設定します。作曲と歌詞(メロディ、ハーモニー、曲の構成、書かれた言葉)が対象です。

  1. 対象のトラックエディタを開きます
  2. Master タブに移動します
  3. Composition AI Disclosure の項目を見つけます
  4. 当てはまる選択肢を選びます。
選択肢こんなときに
作曲または歌詞の制作に生成 AI は使用していないAI を使わずに自分で楽曲と歌詞を書いた
わずかな AI の補助のみ(アイデア出し、韻の提案)AI がアイデアを手伝ったが、作曲は自分で行った
AI が作曲または歌詞の一部を生成したメロディ、構成、歌詞のかなりの部分を AI が生成した
作曲または歌詞は全面的に AI で生成した作曲の主な作り手が AI である

正直に申告してください。 プラットフォームは AI の申告内容を確認することがあります。AI の利用について事実と異なる申告をすると、削除やアカウントの問題につながる場合があります。

3 つの申告項目はいずれも、同じ 4 段階の尺度を使います。なし、わずか、相当部分、全面的に AI 生成、の 4 つです。

ストリーミングプラットフォームの中には、AI の関与度が高いトラックの配信を制限したり、受け入れなかったりするものがあります。トラックの音声や作曲が相当部分または全面的に AI 生成だと申告されている場合、そのトラックはすべてのプラットフォームに送られるとは限りません。該当するプラットフォームへの配信は単に見送られ、残りの配信は通常どおり続きます。リリース自体が却下されるわけではなく、申告した AI の度合いを受け入れるプラットフォームへ配信されるということです。


ストリーミングプラットフォームには、それぞれ AI 生成コンテンツに関する独自のポリシーがあります。LabelGrid の申告項目は、主要なプラットフォーム全体の要件を満たすように設計されています。

Apple Music は 2026 年 3 月、アートワークトラック作曲ミュージックビデオの 4 つのカテゴリーに対応した AI 透明性タグを導入しました。これらのタグは LabelGrid の申告項目に直接対応しています。LabelGrid で AI 申告を設定すると、その情報が自動的に Apple Music へ送られます。現在は任意ですが、Apple は新規コンテンツについてこれらのタグを必須にする予定です。

Spotify は、音楽クレジットにおける AI 申告の業界標準である DDEX に対応しています。AI を使った音楽も、正しく申告されていれば受け入れられます。他のアーティストの声になりすますコンテンツは、AI による複製であれその他の方法であれ禁止されており、削除されます。

YouTube は、リアルなコンテンツが加工された合成メディアで作られている場合、クリエイターに申告を求めています。同社の Content ID システムは、AI が生成した歌声を検出できます。実在アーティストの声をまねた AI ボーカルは、アーティストの求めに応じてフラグが立てられ、削除されることがあります。

TikTok は、AI が生成したリアルな音声・動画コンテンツすべてにラベル付けを求めています。AI による音楽カバーには、明確な申告(例:「[アーティスト名] AI カバー」)が必要です。実在のアーティストになりすますボーカルを AI で作ることは禁止されています。

Deezer は自動の AI 検出技術を使って AI 生成コンテンツを特定・タグ付けしており、これは表示や支払いに影響することがあります。正当に AI を活用した創作物は、適切に透明性が示されていれば歓迎されます。


リリースを提出する前に、AI 申告を正しく設定してください。配信後に AI 申告を変更すると、リリースの再審査が始まり、一時的にプラットフォームでの配信状況に影響することがあります。

創作の過程で AI が少しでも関わったなら、「生成 AI は使用していない」ではなく「一部は生成 AI で制作した」を選ぶほうが安全です。過剰に申告するほうが、不足するよりも常に安全です。

AI がリリースで大きな役割を果たした場合は、次の記録を残しておきましょう。

  • 使用した AI ツール
  • 人による創作上の貢献の内容
  • AI 生成の要素に関する許諾

これらの記録は、プラットフォームの審査の際に求められることがあります。


「AI マスタリングを使いました。これは該当しますか?」

Section titled “「AI マスタリングを使いました。これは該当しますか?」”

AI を使ったマスタリングサービス(LANDR など)を使った場合は、音声について**「わずかな AI の補助のみ」**を選んでください。これらのサービスは AI を使って音声を処理・補正します。作曲については、楽曲づくりに AI が関わっていないので「生成 AI は使用していない」のままで構いません。

「アートワークは AI が生成しましたが、自分で大幅に手を加えました」

Section titled “「アートワークは AI が生成しましたが、自分で大幅に手を加えました」”

アートワークについては AI 補助の選択肢を選んでください。たとえ大幅に編集していても、土台を生成したのは AI だからです。

「歌詞を書くのに ChatGPT を使いましたが、メロディは自分で作りました」

Section titled “「歌詞を書くのに ChatGPT を使いましたが、メロディは自分で作りました」”

音声(録音物)については**「生成 AI は使用していない」を選びます。作曲については、最終的な歌詞のどれくらいが AI 由来かに応じて、「わずかな AI の補助のみ」または「AI が一部を生成した」**を選んでください。

「AI 生成のビートをサンプリングしましたが、それ以外はすべて自分で演奏しました」

Section titled “「AI 生成のビートをサンプリングしましたが、それ以外はすべて自分で演奏しました」”

音声については**「AI が一部を生成した」**を選びます。最終的なトラックに含まれる AI 生成の要素は、すべて申告してください。楽曲を自分で書いた場合は、作曲の申告は「生成 AI は使用していない」で構いません。

「AI 利用を申告すると、プレイリストに載りにくくなりますか?」

Section titled “「AI 利用を申告すると、プレイリストに載りにくくなりますか?」”

いいえ。正直な申告がプレイリストの検討に悪影響を与えることはありません。重要なのは音楽の質と、プラットフォームのコンテンツ基準を満たしているかどうかです。

「有名アーティストの作風でカバーアートを AI に作らせてもいいですか?」

Section titled “「有名アーティストの作風でカバーアートを AI に作らせてもいいですか?」”

慎重に判断してください。AI 生成のアートワークは認められていますが、特定の存命アーティストの作風によく似たものを作ると、法的・倫理的な懸念が生じるおそれがあります。オリジナルの AI アートワークのほうが安全です。


AI の申告やコンテンツポリシーについてご質問があれば、サポートチームにお問い合わせください。

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